「パパも育休を取る必要ある?」「仕事への影響は?」そんな疑問を持っているパパは多いと思います。
双子が生まれた時、私は「産後パパ育休」という制度を使って、4週間の育休を取りました。
この記事では、実際に産後パパ育休を取った経験をもとに、リアルな感想をお伝えします。
育休取得を迷っているパパに、この記事が参考になれば嬉しいです。
目次
私が産後パパ育休取得を決めた理由
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「産後パパ育休」は、正式には『出生時育児休業』という制度で、2022年10月に新設されました。
詳細は他に詳しいサイトがたくさんあるのでここでは割愛させていただきますが、「子供が産まれた直後のわちゃわちゃしているときに、仕事に穴をあけづらいパパにも育休取得を促すための制度」というのがざっくりした説明です。
長男が産まれた時は私は育休を取りませんでしたが、この制度とちょうど同じようなタイミングで双子が産まれました。
長男がまだ双子のお世話ができるほど大きくもないので、「ひとまず家庭の状況の見通しが立つまでは育休を取ろう」と決めました。
最初の妻の反応
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私の決意とは裏腹に、妻は最初
かなり冷たい反応でした。
確かに、長男の時は妻が一人で頑張っていて、私は育児においてほぼ戦力外だったように思います。
ただ周りからは「育休取らなくて大丈夫?」など言葉をかけられましたし、男性の育休取得もそれほど珍しいものでもなくなってきたように思います。
周りと妻の軽い板挟みに陥ったわけですが、まあ試験的な意味も兼ねて産後パパ育休を取ってみることに。
期間は上限の4週間です。
数日程度の休業では育児にコミットしたとは言えませんしね。
ちなみに厚生労働省の令和3年度のデータでは、男性の育休取得の期間について5割以上のもの方が「2週間未満」と回答しているそうです。思ったよりも短い。
取得に際しての懸念点
キャリアへの影響
育休取得自体に上司や同僚から難色を示されることはなく、また1ヶ月程度の育休なら、キャリアへの影響はほとんどありませんでした。
ただし、1年以上の長期休業だと昇進が遅れることもあるようです。
これは会社によって違うので、事前に確認することをおすすめします。
といっても、「育休取ったら昇進を遅らせる」というのは不利益な扱いで好ましくないことは会社側もわかっていますから、「長く育休取ったら人事考課で悪い評価がつきますか?」なんてストレートに質問しても効果は薄いかもしれません。
人事担当に友人がいれば、ホントのところを教えてくれるかもしれませんが、いない場合は長く育休を取った先輩や同僚のキャリアがどうなっているかを参考にしましょう。
収入面への影響
育休中は会社から給料は出ませんが、給料の約67%が「育児休業給付金」として国から支給されます。
また社会保険料が免除になるので、実質的な手取りの減少は思ったより少ないです。
産後パパ育休は最長4週間なので、少し手取りの収入が減っても影響はそんなにないのではないでしょうか。
産後パパ育休中にしたこと
ざっくり言えば、次の3つです。
双子の世話をワンオペでできるように
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常にパパがワンオペで双子を見るべし!という意味ではありません。
そりゃあママの負担を軽くするに越したことはないのですが、「ママでもパパでも、ワンオペで家庭内を回すことができる」という命綱を確保することがとりあえずの目標です。
授乳やげっぷ、おむつ替え、沐浴など、長男の時に経験済ではあるものの、双子相手だとまた別モノ。
単純に2倍というか、そもそも腕は2本しかないのにどうやって2人同時に相手すればいいんだ…?という状態になります。
ママと一緒に育児アイテムを調べては試し、いずれ仕事や病気などでパパママのどちらかが動けないときに備えてオペレーションを試行錯誤。
そして、オペレーションがだいたいわかったらあとは実践あるのみです。
慣れればワンオペでも意外と何とかなるもの。そして、1日回せれば次の日も回せますよ。
役に立ったアイテムなどは別の記事でご紹介します。
家事全般
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当たり前ですが、子供たちの相手以外にも料理・洗濯・掃除・買い物などの家事はあります。
ママがそれどころじゃないときは、パパが動くしかありません。
完璧さは追求せず、最低限のハードルを効率的に越えるようにひたすら頑張るのみです。
長男のケア
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どうしてもママが赤ちゃんに構わざるを得ない間、長男が寂しい思いをしないように特に気をつけました。
双子が生まれた時点では長男はまだ3歳にもなっておらず、まだまだママに甘えたい年頃。
長男がもっと大きかったり、率先して赤ちゃんに構ってくれるような感じだったらまた違ったかもしれませんが、長男まで赤ちゃん返りするのは回避したい。
極力パパが双子の世話をし、ママと長男だけの時間を作ってあげることで対応するしかありません。
産後パパ育休を取ってみた感想
育児しながら仕事なんて無理
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産後パパ育休は「休業中も少し仕事してもいい」という制度です。
私も実はいつ仕事してもいいようにメールチェックなどはしていましたが、育休取得中の正直な感想は
「育児しながらあわよくば仕事か自己研鑽?そんな暇あったら寝るか息抜きにダラダラするわ!」
双子の授乳におむつ替え、長男の世話、家事。
気づいたら1日が終わり、毎日があっという間に過ぎていき、いつの間にか4週間が経っています。
寝不足を抱えながらの生活で、2日前自分が何していたかの記憶もありません。
「隙間時間に仕事でもしようかな」なんて考えていましたが、そもそも体力の余裕はないし、仕事したとしても慢性的な寝不足の状態では満足いく成果は出ません。
超ショートスリーパーの体力お化け以外は、「育休しながらでもバリバリ仕事します!」とか言っている暇があったらもっと家庭にコミットしましょう。
生活力がアップする
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無事、ワンオペでも最低限回せるくらいの生活力は身に付きました。もう戦力外とは言わせません。
ママが求める理想には至らずとも、「この日はパパに任せてママはどっかでゆっくりしてきなさい!」と遠慮なく言えるようになりました。
パパが家事育児に慣れる → ママがパパを頼りやすくなる → ママの負担が軽くなる、という流れに乗れたと思います。
というか、家事育児に慣れてないパパのワンオペでも「子供を生かす」という底辺のハードルならぶっちゃけクリアできると思いますが、「パパに任せても大丈夫」ということをママに理解してもらうのがポイントかもしれません。
実際、私が職場復帰した後にママからは
と言われました。取る前の冷ややかな発言は何だったんでしょうか…。
まとめ
育休を取るか迷っているなら、まずは産後パパ育休を取ることをおすすめします。
取らなかったことは後悔しても、取ったことを後悔することはありません。
我が子の新生児の時期に傍で見守ることができるのも、今このときだけ。
育児は大変ですが、どうせその苦労は記憶には残らず、数年後にはいい思い出になっています。
とりあえず産後パパ育休を取って、家庭内の問題がなさそうなら職場復帰する、延長が必要そうなら通常の育休を取る、という使い方も有効です。
お試し感覚で育休を体験できる、良い制度です。
この記事が、育休取得を迷っているパパの背中を押すきっかけになれば幸いです。
双子育児、一緒に頑張りましょう!